ケニアの早期教育 みんな熱心編
学校のterm2が終わり、夏休みに入り、ミュージックフェスティバルが終わり…先生たちには「また9月に!」といわれ、一人で何するのかなぁなんて考えていたとある月曜日。
ん?!
人がいっぱいきたぞ?!
外でのミーティングを終えたらしく、ぞろぞろと教室に入っていく。
なにやら真剣な様子。
どうやらearly child development(通称ECD)の講座が二週間行われるらしい。
使える教室もないし、せっかくなので講座に参加させてもらうことに。
これはカウンティ(日本でいうところの県)が、免許取得のために開催しているもののようで、特に女性が多かった。
サーティフィケイトコースとディプロマコースの二つに分かれていて、さらに2-3クラスに分かれている。
ディプロマコースには、すでに教員として働いている方が参加していて主に特別支援の勉強を行っていた。
これは、視覚障害者向けの点字の授業。
英語の読み方。先生が問題を出して、生徒が何と書いてあるか当てるというスタイル。
この日はドット5というものの勉強を行った。クイズ形式でなかなか面白い。でも、授業を受けている人も私も目で見ているから分かったけれど、指先で分かるようになるのかなー?と疑問。
他の時間では、手話や特別支援とは?という講座が。
もうすでにベテランと呼ばれていそうな方もいて、学校でどのように教えているか話すことができてよかった。どのくらい理解できてるかは別として(笑)
皆さん本当に気さくで、名前を呼んでくれるし、話しかけてくれるし…
八月にほとんど人と話さないのではないかという不安を抱えていたので本当にありがたい。
そして夜はご飯の後に、講師をしているルヒヤ族の方(プライマリースクールの教員)がケニアの地理、部族についての話をしてくれた。
ルヒヤ族の人は親切だとよく聞くけど、本当に熱心に教えてくれて、気がついたら22時!三時間近くもありがとうー!本で読んでいた知識もあるけど、教えかたのうまい人から話を聞くのはまた別格。
スワヒリ語も英語も少しずつ分かることが増えたらいいなと思ったのでした。。
その2に続く。